
白液電解システム
日本製紙株式会社や川崎化成工業株式会社との共同開発にて誕生した白液電解装置は、木材チップを使用したKP法における蒸解プロセスにて使用する白液を電解する事で、高濃度のポリサルファイドを安定的に生成させると同時に高純度の苛性ソーダを生成します。
この生成した高濃度ポリサルファイドと苛性ソーダを使用することでパルプ収率を飛躍的に向上させ、木材チップや薬液使用量の削減に貢献し、パルプ生産コストの削減を実現します。
また、ポリサルファイドはSAQとの相性も非常に良いため、併用して頂く事で相乗効果も期待出来ます。